”製造から販売まで”伝統を今に伝える刃物の総合商社｜株式会社 澤数馬

陽光を浴びながら緩やかに波打ち流れる大河を想わせる美しくも個性的なブレードに目を奪われる逸品。700年以上の歴史を持つ越前打刃物の伝統工芸士が１丁１丁魂を込めて打ち鍛えた手造り庖丁です。

単独の鋼を使用した割込式の庖丁と違い、武生特殊鋼材のV10鋼とV2鋼という性質の違う鋼を交互に70層にも重ね合わせ打ち鍛えることで出来上がった庖丁です。よって地金と鋼の分断部分のないユニークな多層鋼ダマスカスとなっております。芯になる鋼を持たない為「コアレス鋼」と呼ばれています。

通常の庖丁と違いV10・V2鋼のそれぞれがランダムに切れ刃を形成しています。その性質上刃先にごく僅かな鋸状の凹凸が生まれる為、刃は食材に接触した瞬間に吸い付くように捉え軽い力で切ることができます。その非常に鋭利な切味を長期間保持できます。

ハンドル部には貴重な人工のホワイトターコイズを使用。丹念に磨き上げられた大理石のような光沢感が、ユニークでありながらシックで、お洒落なキッチンを更に上質に彩ります,。従来の包丁の概念が覆すようにも感じられる画期的なハンドルです。樹脂ではありませんので食器洗い洗浄機に入れても変形しません。

通常の調理に万能的にご使用頂ける両刃の庖丁です。先端が尖っている為、目視し易く、細工切り、飾り切り等にも重宝します。峯部の厚い堅牢な造りで重量感は伴いますが、慣れてしまうと使い易く感じ手放せなくなるとのご意見を頂いています。全身が鋼で硬質な為、刻印が入らず、無印にてお届け致します。

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